2017.5月 第3回理事会開催
鳥取県定期借地借家権推進機構は、平成29年5月23日に理事会を開催いたしました。
今年度の事業計画について、下記の通り理事会にて策定されましたことご報告させて頂きます。また、NPO法人会計基準に沿い、
昨年度の会計報告書の活動計算書ならびに貸借対照表を公開させて頂きます。
【事業計画】
1.調査事業の実施
「医療産業都市」実現に向けた具体的な取り組みとして、今年度、地方行政等より補助・助成を受け、特別予算(収支計画外)を確保した上で、立地可能性調査事業を実施する。
2. 視察団の派遣
視察団として、当機構の会員を中心に官民で募り、「医療産業都市」を先発で実現した神戸市医療・新産業本部を訪ねる。
最先端の研究施設、高度専門病院、バイオメディカル分野の企業が集積するポートアイランドを視察し、米子市に構想する医療産業都市、そのグランドデザインの参考とする。
3.シンポジウムの開催
公的セクター、民間セクターが保有する遊休地、低未利用地の利活用のため、当機構が推進する医療産業都市構想の実現に向けた取組み、その啓蒙活動の一環として、医療産業立圏を目指した「医療産業都市構想の実現を考える」(仮称)と題したシンポジウムを開催、医療分野、都市工学分野ほか各界から著名な有識者を招き、パネルディスカッションを行う。
もって、市民意識、行政意識を高め、実現に向けての環境整備を行っていく。
4.セミナーの開催(上級定借アドバイザー資格認定講座)
定期借地借家権については専門家が少なく、賃貸借をめぐるトラブルが多発している。 定期借地借家制度が導入されて以降、特に複雑多様化しており、関連のビジネスを行う際に不動産の賃貸借に関する正しい知識の習得がますます重要となっている。
「定借アドバイザー資格」は他者との差別化を図る強みになるスキルと考え、ベーススキルとなる初級定借アドバイザー資格認定講座に加え、今年度はアッパースキルの上級定借アドバイザー資格認定講座を開催する。
以 上
<平成28年度活動計算書>